2010年2月6日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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●NHKの五輪キャスターに大抜擢
タレントのベッキー(25)がNHKのバンクーバー五輪キャスターを務めることになった。
同局の「きよしとこの夜」をはじめバラエティー番組の常連で、老若男女に人気がある。
ビデオリサーチが行った昨年8月度のテレビタレントイメージ調査では、天海祐希と並び女性タレント部門で1位に輝いた。
また昨年のCM起用数でも女性芸能人第7位。男女、年齢を問わず、ベッキーはとにかく人気者だ。その理由は、何だろう。
ベッキーは1984年、神奈川県出身で、英国人の父と日本人の母を持ち、日本で育った。父は英語学校を経営。「楽しみながら、いつの間にか英語が上達する」という独特のスタイルが好評だ。ベッキーのサービス精神は、父親譲りらしい。
小さい頃から「有名になりたい」という上昇志向が強く、テレビを見ると「私ならこう演じる」と批評する子供だった。やがて「芸能人になる!」と決意を固め、芸能界で活動していくために、恋愛を禁止しようとまで考える。このストイックぶりも、人気のひとつだ。スキャンダルが全くないことも、好感度アップにつながっている。
15歳で、芸能界デビュー。3年後には「将来は雑貨屋の経営もしたい」と亜細亜大学経営学部経営学科に入学。学費をすべて自分で払っていたというから、すねかじりの同年代と比べて立派としか言いようがない。だが本人はいたって自然体で「私は半分社会人ですし、当然です。親には今まで小中高とたくさんお金を払ってもらいましたから」とコメントしている。
さてベッキーの最大の魅力は、芸能界人脈の広さ。親友は上戸彩で、宮崎あおいとも仲がいい。誕生日は上戸彩とパジャマパーティーをしたと語っている。面倒見も良いため、しょっちゅう相談の電話がかかってくるが、嫌な顔もしないし、また迎合もしない。友達のためを思い、厳しい発言もしばしば。また共演者だけでなく、スタッフにも愛想が良く、礼儀正しい。その“人格者”ぶりを高く評価する芸人たちが集い、「アメトーーク」(テレビ朝日)で「ベッキーすごいぞ芸人」という企画を立ち上げ、08年10月16日に放映された。本人はテレっぱなしで、24歳の可愛い女の子の一面を見せた。
●好感度トップの理由は?
浮き沈みの激しい芸能界にあって、ベッキーは早い時期に自分のスタイルを見つけたといえる。それが「自分に厳しく」だ。関係者は次のように語る。
「『甘えていては、人生ダメになってしまう』『努力しないと幸せは手に入らない』。この芯の強さが人を引きつけるのです」
プラス思考だが、楽天家でもない。移動中や休みの時も「あの時、何がいけなかったか」と分析し、「何をすべきか」と、先のことを考えるのだという。
今回、NHKが五輪関連番組のキャスターにタレントを起用するのは、初めて。会見で「私はすぐハイテンションになっちゃう。でもNHKだから大人っぽく伝えたい」と意気込んだが、その姿はやっぱりハイテンションだった。対する民放は女子アナや人気キャスターなどがずらり。ベッキーの笑いあり涙ありのはじけぶりに、期待したい。
(日刊ゲンダイ2010年2月3日掲載)
1. ベッ記!!
2. べき子製鉄所
3. ベッキー - Wikipedia
4. ベッキー - プロフィール - Yahoo!人物名鑑
5. ベッキー - EMI Music Japan -
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