永作博美さん(四つの嘘)★「40代」すごく楽しみ
時折、両手で前髪を押さえるようにして考え込むしぐさを見せる。思いつきで話すのではなく、日ごろから考えていることを表現する言葉を探しているのだろう。
「役と私は関係ない。役に体を貸してあげているという感じです」。まっすぐに目を向け、きっぱりと言い切る。
ドラマで演じる詩文(しふみ)は、人を傷つけることも気にせず、欲望の赴くままに行動する。演技で心がけたのは「内面を見せない」ことだ。「危なげな雰囲気を出すには、何を考えているかわからないと思わせるところを残さなければ」
37歳。ドラマの役柄でもある40代を、これからどんな気持ちで迎えるのだろうか。
「40代はすごく楽しみです。喜びも苦しみも悲しみもちょっとずつ経験してたくましくなり、生きるということがやっとわかり始めてきました」
生きることだけではない。演技についても、やっとわかり始めてきたことがある。「実は、人間を描くことには限界がないかもしれない。改めて難しいなと思っています」。小柄な体で、表現することの「無限」と向き合っている。
文・堀内佑二
写真・加藤祐治
Q かわいらしさをキープする秘訣(ひけつ)は?(千葉県・おりょうさん)
A かわいらしさというのは、私にはまだよくわかっていないので……。素直にものを考えること、ですかね。
Q 肌がとてもきれいですが、何か特別なお手入れをしていますか?(埼玉県・とうあかクマノミさん)
A あまりストレスをためないように、好きなものを食べて、なるべく寝るということが大事みたいですよ。あと、とにかく肌に水分を与えることですね。
Q 好きな季節は?(京都府・綸子さん)
A いろんなものが芽吹いてきて、気持ちが晴れやかになる春ですね。春から初夏にかけてがいいです。
四つの嘘(テレビ朝日系 木曜 後9.00)
高校の同級生の事故死をきっかけに再会した41歳の女たちの人生は恋に揺れる。外科医・ネリ(高島礼子)は詩文(永作博美)の元恋人と、平凡な主婦・満希子(寺島しのぶ)は息子の家庭教師と……。
プロフィール
ながさく・ひろみ
1970年10月14日、茨城県生まれ。94年、ドラマ「陽のあたる場所」で女優デビュー。映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「人のセックスを笑うな」などで注目を浴びる。主演映画「同窓会」が公開中。
(2008年8月22日 読売新聞)
注目番組の視聴率 2008年7月25日(金)10時0分配信 日刊ゲンダイ
永作博美、6年ぶりの連ドラ主演で“魔性の女”演じる
永作 愛する人と最期の瞬間「幸せ」
2008年08月23日
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