この人物のオモテとウラ “マジメ人間”俳優・中井貴一 :ぴかまま☆つれづれ日記

2008年10月30日

この人物のオモテとウラ “マジメ人間”俳優・中井貴一

この人物のオモテとウラ “マジメ人間”俳優・中井貴一 2008年10月25日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
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中井貴一

 主演のこの人が一番驚いているのではないか。

先々週からスタートした「風のガーデン」(フジテレビ)が、ドラマ不調の最近では珍しい20%の大台を超えて好発進した。

共演者・緒形拳の急逝や、脚本を担当する倉本聰の「連ドラ批判発言」などで注目度は高かったが、決して“話題性”だけの数字ではない。

その証拠に、日刊ゲンダイ本紙連載「TV見たまま思ったまま」の吉川潮氏をはじめ、名だたる批評家たちがこぞって中井の演技を手放しの褒めようだから、本人にしてみれば「してやったり」の心境だろう。

 往年の二枚目・佐田啓二の長男であることは今さら言うまでもない。言わば「2世俳優」。しかし、本人はそう言われることを極端に嫌っている。浮ついたイメージを払拭したい反動からか、人一倍「芝居」を真剣に考えている。

「楽に生きるなら『バラエティー』にも出るけど、ボクは“武士は食わねど”が仕事選びの基準」「楽をして稼ごうとする人は俳優なんかやらない方がいい」「俳優はいつも背水の陣。だって体が駄目になったらそこから収入はゼロですから」など、過去の各紙へのコメントからもその姿勢は見て取れる。

 なるほど、父親が交通事故で亡くなったのは中井が2歳の時。父親の顔も覚えていない。周囲が想像するほど生活が楽チンではなかったのかも知れない。


●なるか、もうひとつの代表作

 結婚をめぐるこんなエピソードからも中井の“生活ぶり”が垣間見える。39歳の誕生日に現夫人・麻友子さんと結婚したが、デート時の食事場所は決まって「吉野家の牛丼」か駅前の「立ち食いそば」。庶民的な店でも「おいしいね」とほほ笑んでくれる麻友子さんの笑顔を見て、「この人なら(俳優の妻として)やっていける」と確信したそうだ。

「律義」「まじめ」「正統派」も、この人の代名詞。これは亡き父の親友・小林桂樹の影響を受けている。毒舌家の小林はこんな逆説的な表現で、当時大学生だった中井に芸能界入りを勧めたという。

「これからはアウトローが評価される時代だ。軍服が似合うおまえのような正統派は評価されにくく、苦労する。でも、そういう俳優がいなければ、この世界はダメになる」

 この言葉で「よし、俳優になろうと決意した」と中井自身が数年前の日刊ゲンダイ本紙のインタビューに語っていた。

風のガーデン」で中井が演じるのは末期がんにかかった孤独な中年医師・白鳥。過去の女性問題から妻が自殺し、家族とも絶縁状態という日々を送っている。「正統派」を標榜(ひょうぼう)する中井にとっては、「待ってました」の役どころだ。

 このドラマで予想外の好評を得れば、大河ドラマ「武田信玄」、映画「壬生義士伝」に続いて代表作がもうひとつ増えることになる。

(日刊ゲンダイ2008年10月22日掲載)

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posted by ぴかまま at 06:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | フジテレビ『風のガーデン』
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